本日は春分の日。朝から製本ワークショップ「春のノートづくり」が始まりました。版画と製本を両方してみましょうという盛りだくさんのワークショップです。

講師は、吉田チロルさん。プリントゴッコ(小型孔版印刷機、現在は販売終了)による版画作品を製作されています。また製本会社で製本技術を学び、その技術を活かした絵本や紙雑貨などの作品を発表。
その懐かしのプリントゴッコを使ってオリジナルのノートを作ります。

午前は、ノートの中身となる用紙を作ります。好きな絵柄や罫線などを紙に描き、プリントゴッコで製版します。次に、その版にインクを乗せて紙に刷っていきます。製版と印刷が一台でできるお得な機械なんですね。

午後は、午前中に刷ったノート紙を綴じる製本の作業に入ります。用紙を束ねて背をボンドで綴じ、その背にカッターで細かく切り目を入れていくのが仕上がりのポイントに!

図版を刷った好きな色の表紙にしおり紐をつけて、先に綴じておいた中身に表紙を取り付けます。みなさんマイペースで、思い思いに製作中です。

裁断機で余白をカットして、A6サイズにしたら完成。自分だけのノートができあがりました!

全員のノートを並べて講評を行いました。並べてみると、作り手の個性がそれぞれ味わい深く表れていました。その仕上がりに喜びの声も上がり、講評後はにぎやかな記念撮影の時間となりました♪