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                                                                《假眠》1971年 カンヴァス、油彩
 戦時下も従軍画家として筆を握った宮本は、戦後、あらゆるものごとが覆った状況のなかで、再出発の道を歩み始めます。終戦の前年から身を寄せていた郷里の石川県小松市などにて風景や家族をモデルとした穏やかな日常場面を中心に描く一方、第二紀会(現・二紀会)の設立に携わり、画壇への復帰を果たしました。1948(昭和23)年には四年間の疎開生活を終えて世田谷区の自宅に居を戻し、さらにその四年後には夫人を伴って二度目の欧州旅行へと旅立ちます。50年代半ば頃からは、西洋から日本の美術界に押し寄せた抽象表現の波にもがきつつも、装飾的な画面に艶やかさを湛えた独自の作風を深化させてゆき、やがてはその晩年の到達点ともいうべき絢爛な裸婦像へと辿り着くのでした。

 激動の時代にあって、つねに自らの制作と向き合い表現上の実験を重ねた宮本三郎――絶筆《假眠》に至るまで、その絵筆が遺した創造の道筋をご覧ください。

    
      《ヴィーナスの粧い》1971年 カンヴァス、油彩

(セーヌ河岸)1952年-1953年頃 カンヴァス、油彩
    
      《かいう》1967年 カンヴァス、油彩

《バレリーナ》1962年 カンヴァス、油彩
                          
                            ※()は作品名不詳のため仮題を示しています

   宮本三郎の戦後 ―再出発と深まる境地への道

   ■会期 
   2016年8月6日(土) 〜 12月4日(日)

   ■開館時間 
   午前10時 〜 午後6時(入館は午後5時30分まで)

   ■休館日 
   毎週月曜日
   9/19(月・祝)、10/10(月・祝)は開館
   9/20(火)、10/11(火)は休館


   ■観覧料
   一般200円(160円)
   大・高生150円(120円)
   65歳以上/中学生100円(80円)
   ※障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。
     介助者(当該障害者1名につき、1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料





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