宮本三郎の素描作品を模写する講座を開催しました。
講座室に実物の作品《家族像》、《歌手》、《立っている女》、《バレリーナ》がそれぞれ4つのコーナーに設置されました。

本日の講師は、画家の林晃司さん。緻密な描写の作品を数多く制作されています。
ご自身も素描の模写をしながら、穏やかに丁寧に教えてくださいました。

まず最初は、小さいサイズの紙に4つそれぞれの作品をラフスケッチ。その後、描きたい作品を1つ選び、本番に取りかかりました。
黙々と描くみなさん、先生のアドバイスを受けてこつをつかみ、どんどん上手になっていくのに驚きます。

描いた後は講評が行われました。自分の描いた絵について話し、先生や他の方と意見を交わすことで、絵を描く過程について理解が深まります。

作品を模写することで、作家が何を意識し、どのような過程で描いているのかを体験できたのではないでしょうか。
毎回人気の高い実技講座。今後も開催していきますので、どうぞご注目ください!