今回の音広場では、グロズダンガさんをお迎えして「ブルガリアの民俗音楽」を楽しんで頂きました。
色とりどりの刺繍が華やかな、民俗衣装に身を包んだバンドメンバーの皆さん、
めずらしいブルガリアの伝統楽器を抱えて登場です。
どんな音?どんな歌かしら?とお客様の期待は最高潮。

歌声とともに、演奏が始まると、
空気は一変。

ひときわかわいらしい衣装がとてもお似合いのボーカルの女性。
外観からは想像できない、低く深く響き渡る歌声。そして、独特の音階とリズムが、一瞬にして観客をバルカン半島への旅へと、連れ出してくれました!

途中の楽器紹介ではメモを取る方もいらして、みなさまブルガリアの音楽に、とても興味をもたれたようです。

今回のコンサートの見どころの一つ、11拍子の舞曲など、独特のリズムに合わせたダンスが始まります!

最後には、たくさんのお客様も踊りの輪に加わり、まるで本当のお祭りのよう!

展示室でのコンサート。
宮本三郎の華やかな女性画を背景に、色鮮やかな民俗衣装が舞う、美術館ならではの贅沢な空間です。
今回も多くの方に楽しんでいただけたようです。