奥沢〜玉川田園調布〜自由が丘の地域にゆかりのある人物を講師にお招きし、毎回多彩なテーマでお届けする講演会「人ひろば」。
講師は、技術ジャーナリストの鶴原吉郎さんです。本日のテーマ「運転手の要らないクルマ」とは、一体どのようなお話が聞けるのでしょうか。
鶴原さんは日経マグロウヒル社(現在の日経BP社)に入社、機械技術誌等を経て、日本初の自動車エンジニア向け専門誌『日経Automotive Technology』の創刊に携わり、創刊と同時に編集長に就任。同社を退社後、自動車技術・産業に関するコンテンツの編集・制作を専門とするオートインサイト株式会社を設立、代表を務めていらっしゃいます。
時代は所有から利用へ、モノからサービスへ…自動運転の車が普及すると何が変わるのでしょうか。事故や渋滞が減り、駐車場が不要になり、もっと便利で自由に…完全自動運転が実現するのは2030年以降?
質疑応答の時間では「スマートフォンが操作できないような人でも自動運転の車は使えるの?」という疑問や、ディーゼル車の排気ガスについてなど、普段から気になっている車についての質問がたくさん寄せられました。
人工知能の進化についてのお話は興味深く、色々考えさせられるものがありましたが少し恐くもなりました。お話を聞いて、未来の車社会と、そこで暮らす人の姿が少し見えて来たのではないでしょうか。



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